なんで、私が最近ずっと辛いのか分かった気がする。
海外に住み始めると、
一年目は、大抵孤独や惨めさを噛みしめると思う。言葉が十分でないと言うことは、社会の中で働く立場にも関わらず、子ども扱いをされるからだ。もっと、ひどいのは動物や奴隷扱いだけど。
すると、最初は気を取り直して頑張って、また喋ろうと試みる。だけどやっぱり、日本人より直接的に言ってくる人なんてごまんと居るわけで、コテンパに心が傷つけられるわけ。大陸で育ったヨーロピアンは、外部からの侵入に対抗する力を持っている為、島国育ちのうちらは、その戦いにすぐ勝てるほど慣れてない。
それで、少しずつ、その傷みが積もりに積もって引きこもりがちになってしまう。アクセントの部分で100%ネイティブ仕様にはできないから、努力が結果とイコールにならなくてね。二つの要因は、自身を失わせるでしょ。
語学の勉強ばかりに、時間を費やしていると将来の収入やキャリアにも焦りが出てきて、でも日本にいる時よりスムーズに長所が活かせなくて、こちらも行き詰まる。
あれもダメこれもダメ。
次第に、喋ることを躊躇うようになるから、人間関係も上手くいかなくなるんだよね。
誰にも会いたくないとかさ。

とここまでは、今回の落ち込みの原因だと考えていた内容。
それで、今さっき思ったのは、
唯一今誇れる、女の若さと美しさをすら、
十分に感じていないと言うことだ。

セックスレスという言葉を検索にかけ始めるようになった今年。

結婚して数年経ったカップルにおこる問題なのだと思っていた。

ましてや、20代前半で悩んで涙が流れるほど苦しい思いをするなんて考えてもいなかった。

そういえば、今書いて思ったけど前半と呼ばれるのも後一年みたい。

今まで彼の都合で強く押す事はしなかったけど、これが毎月も続くなんて、考えるだけで胸が痛い。

やっぱり、日本の教育で育った女だから、自分でセックスの話題を振るのは避けたいのよ。
下ネタ好きな男性と話すのとはわけが違うという事。下ネタが苦手という人がいるけれど、
セックスを過度に性処理や神聖なもの、はたまた汚い物と思ってる人も相手に傷を付けていると気付いているのだろうか?
片方がいつも正しいわけではない。
欲にだって個人差はあるのだから、 « 白でないから »って、 その対は« 汚れ »ではないのよ。
でも、そんな事言ったって自分の想いは変えられないのだと感じる。

だから、やっぱり宗教が違うと、理解だけで二人が同じ方向を向くのは無理があるのかな…

心とからだは繋がっていて、
どちらかが健康でない限り私達は幸福ではないのだ。