苦手な “別れ”という行為。
その別れには深さがある事を知った。
生きている人とは、
いつだって理由なく会える。
そんな別れを
耐えられないくらい辛いと思っていたけれど、
それはまだ不幸中の幸いだ。
別れに程度はつけられないが、
会いたい人にもう会えなくなるのは
悲惨かな。
最後に、相手が優しくしてくれたら尚更だ。
だったら冷たい方が忘れられる。
だけど、そうしてほしくないという
どうしようもなく天邪鬼な私は、
受け取った最後のメッセージに
余計な感情を付けず
文面から目を放す事にした。
人生で、初めて終止符を打ちに行った。
でも、もう期待して落胆する事もなくなる!
友達に連絡して、失恋映画いっぱい見て、
落ち込んで落ち込んで
そして前に進む。
進める!