明日は、保育園でコマ回し大会がある。
一人の男の子は、練習を諦め、
別の遊びをし始める。
そこで声をかける。
「5回だけ、チャレンジしてから
やめればいい。チャレンジする前から
あきらめないでほしい」と。
私もできないのでいいにくかったが、
一つ言えるのは、少しチャレンジして、
できないから、やめる。
それも簡単にあきらめる。
そうではなく、チャレンジして、
できないなら、どうしたらできるか、
君ならできる、やってごらんと、
声掛け応援して後押しすることで、
今までできないことでも、
粘り強くチャレンジすることを恐れないでほしかった。
上手くできない子の頭の中は、きっと、
コマが回せるようになる友達と
コマの紐すら回せない自分との
ギャップをとても大きいと思っている。
だから、紐回すことすらできない自分なんて、
もうコマ回しなんて、できるわけないって、
思ってる。
でも本当は、コマ回すことが目的ではない。
その過程が大切だと思う。
例え決められた期間にできなくてもいい。
今できなくてもいい。
ただすぐに諦めずにチャレンジできる心を
育ててもらいたい。
これからの人生色々とチャレンジしていくことが
たくさんある。でも、それをちょっとやっては、
できないということで、あきらめて、
また新しいことをする。
そして、またちょっとやっては、
できないところが出てきては、
諦めていたら、いつまでも、
自分の望むところに行けない。
昔の私の就職がそうだったように。
できないから、諦める前に、
やれることはやったのか。
自分とリンクしているようで、
4歳児に本気で言ってしまった。
ぞのコマ回しができなかった男の子は、
そんな私の思いが通じたのか、
5回以上もコマ回しにチャレンジした。
明日の本番、できるようになったら、
最高！
でも例えできなくても、チャレンジしたことで、
諦めない心に関しては、大成功だと思った。