(塩)の一文字 里山の 廃家に揺れる看板の 青地に白く(塩)の一文字 ひなびた温泉に友人と出かけた重なる山々の 小さな芽吹きは春の陽に輝き明日への希望が 湧いて来るような気持ちになれた 山里にさし かかると家家が点在してをり 道沿ひに昔 商いの店であったのでしょうか廃屋になってをり 軒に小さな看板が風にゆれてゐるコバルト ブルー の地色に白く(塩)と一文字書かれている面白い 看板なので友人に聞くと戦後 塩は自由に買へなかった 時代が あったとか その頃の看板かもしれないね