性格を考慮すると
起こりうるやり取りだった
のかもしれない


会社の人へ異動を伝えた


まだ数ヶ月先だけど
立場上、引継ぎが必要なポジション


何をいつ引き継ぐか
スケジュールを立てて
一旦提出してください


1週間経っても未提出
状況を尋ねる


『その異動の話なくなってないんですか?』
と逆に聞かれた


『なくなってないですよ』


その質問に
見え隠れする想い…
少し様子を見ることにした


その後
引き継ぐ気配なし
業務をまとめてる気配もなし


さらに1週間が経った

途中
『 一応業務内容をまとめて
     引き継ぎ始めてます』
と聞いていた


引き継がれるはずの人に確認してみる


『 実はまだ何も…。心配です』



異動する側の人に
事情を尋ねる


『その異動の話なくなってないんですか?
    私なくなると勝手に思ってました』
と仰る

『あることしか私は言いませんよ』
と応えた



その後
彼女はようやく覚悟を決め
引き継ぎを始めた



『現場が混乱すると思います』
『反対されると思います』
『私がいなくなると
    辞めるという人が出てくると思います』


いやいや
あなた
3ヶ月後に戻ってきますけど?!


異動が不安だったのか?


彼女の発言からすると
『いなくなると困る人でいたい』
『自分の築いてきた立場や居場所が
    なくなることが怖い』
そういう想いを強く感じた


彼女は私より年上
現場も長く見てきた



分かっていても
そうなって欲しくないと思ってると
人は動けない


嫌だけど
嫌だとも言えない


時間だけが過ぎた


自分の気持ちに素直になれずに
回りくどくすると
周りも困惑させる



見え隠れすると
私が感じていたのは


プライド
自尊心


あっていいものだけど

過度になると

人に評価されていたい気持ちが
人を批判することで
自分を上げようとする行動に繋がる
とも思っている


『なくなる可能性がある事は
    混乱させるので言いませんよ。
    必要とされてる人なので、
    行ってもらいます。
    そしてまた戻ってきてください。』

 彼女に笑って伝えた


必要とされる人は
必要とされる場所に
行く流れになっている

私はそう思っている