私は内面を話すのが苦手だ

聞かれたら

言葉にしてみるけど

自分の無意識を無理やり

呼び起こして

自己嫌悪に至るからだ

私というたった一人の人間が

こんな話して

何になるって言うんだろう

人類を代表しているかのような

私の世界の代表として話しているかのような

本当にそうなんだが

くだらないことを

ベラベラと話して

そんな自分が嫌いになる

 

そして毎回

話すもんじゃないなと

思う

自分のことは自分だけ知っていればいいんだから

誰かの興味を埋めるための存在でもないのだから

私はただ存在していて

私はここにいるだけで

それに可も不可もないのだから

 

思い出せば

寂しくない時なんてなかったんだ

生まれてから

今まで

ずっと一人で

一人になりたくなくても

なんだか一人になっていて

それが楽だと気づいて

でもまだ青い心は

私に誰かに期待することを強いる

 

それならささっと

結婚などしてしまえばいいのだ

しかし

そしたら私は言葉なんて使わなくなってしまうだろう

ただ彼の存在に安心して

それ以降

努力などしなくなる

そんなところに気づかずに

結婚してしまった彼を

なんだか愛おしいような可哀想な

そんな風に見えてしまう

 

時間が何を解決するのかって

今掘り起こした

自分の嫌な部分を見ないふりすることなんだ

時間が何を解決するかって

向き合うことを忘れることなんだ

そうやって時間という便利なものがあるから

そしたらいつの間にかおばあちゃんになって

向き合わずに終わるのだ

それが人間だってことなんだ