■第937回食品安全委員会

日付:令和6年4月9日(火)
 

議題

 

(1)  食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について

・遺伝子組換え食品等「LEU-No.4株を利用して生産されたL-ロイシン」に係る食品健康影響評価について

(2)  食品健康影響評価におけるベンチマークドーズ法の活用に関する指針の一部を改正する件(案)について

(3)  その他

 

審議の内容

 

(1)  食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見

 

「LEU-No.4株を利用して生産されたL-ロイシン」については、2023年12月5日付けで、厚生労働大臣より遺伝子組換え食品等の安全性に関する食品健康影響評価の要請があったことから、遺伝子組換え食品等専門調査会での審議を経てパブリックコメントの手続きを行いました。

期間中意見の提出はなかったことから、専門調査会の結論を変更することなく、本添加物については安全性が確認されているものとして、改めて評価を行う必要はないと判断し、厚生労働大臣に通知することとしました。

 

(2)  食品健康影響評価におけるベンチマークドーズ法の活用に関する指針の一部を改正する件(案)

 

化学物質の食品健康影響評価におけるベンチマークドーズ法を活用する際に基本とする「食品健康影響評価におけるベンチマークドーズ法の活用に関する指針」について、本年2月27日(火)に評価技術ワーキンググループから報告のあった、「疫学研究で得られた用量反応データへの適用」の項を追加した一部改正案の審議結果について、パブリックコメントの手続きを行いました。期間中意見の提出はなかったことから、案の通り決定しました。

 

 

当日の会合資料は下記をご参照ください。後日、議事録も公開します。

https://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20240409fsc