食品安全委員会は、食品健康影響評価に係る情報収集のために「食品安全確保総合調査」を一般競争入札による委託事業にて実施しています。

 

このたび、下記の4課題について新たに公告を開始しましたので、詳細をご確認の上、ふるってご参加ください。

 

(1)「アレルゲンを含む食品のファクトシート(落花生)等の作成に向けた科学的知見の調査」

  落花生のファクトシート(※)の作成に向け、科学的知見の根拠となる文献等を整理・収集するほか、食物アレルギー全体をまとめたファクトシート総論及び概要資料の改定案を作成する調査。

 

※ ファクトシート:ハザードごとに国際機関や国内外のリスク評価機関が公表した評価結果、最新の研究成果及びリスク管理技術等の情報を収集・整理した「科学的知見に基づく概要書」のこと。

 

(2)「くるみアレルギーに係る食品表示についてのファクトシート作成のための情報収集」

令和5年3月に新たに特定原材料に追加されたくるみの食物アレルギーについて、ファクトシートの作成の検討に必要な国内外の文献並びに国際機関及び諸外国におけるリスク評価書等の科学的知見を収集・整理する調査。

 

(3)「農薬リスク評価に関する海外状況調査(令和6年度)」

各国/機関における農薬の登録/承認状況及び海外のリスク評価機関におけるヒトの健康に関する評価書等(植物及び家畜代謝試験、哺乳類を対象とした毒性試験及び遺伝毒性試験の結果等の文書を含む。)を収集し、農薬ごとにそれらを整理する。

 

(4)「食品添加物の海外の評価結果及び科学的知見に関する情報収集」

指定添加物は、FAO/WHO食品添加物専門家会議(JECFA)や、各国のリスク評価機関において、各国の規制の枠組みのもとで評価が行われている。わが国において添加物として指定された後、評価の効率化につなげるために海外で行われている再評価も含めた情報を収集し、添加物の安全性に関する最新の科学的知見を蓄積して整理・分析を行う。

 

技術等提案書の提出期限は、すべて5月7日(火)12:00です。

 

応募を検討される方は、下記リンクの「食品安全確保総合調査実施課題一覧」及び政府電子調達(GEPS)のウェブサイトをご覧ください。

 

食品安全委員会ウェブサイト「食品安全確保総合調査実施課題一覧」

https://www.fsc.go.jp/chousa/sougouchousa/chousa_kadai.html

 

調達ポータル(政府電子調達(GEPS))ウェブサイト

https://www.p-portal.go.jp/pps-web-biz/UZA01/OZA0101