食品安全委員会は、11月27日に「農薬の再評価に係る食品健康影響評価」について〜試験データを私たちはどう判断するのか〜というテーマで報道関係者12名と対面で意見交換会を行いました。

浅野哲委員より、食品安全委員会が食品中の残留農薬による人の健康への影響をどのように評価しているかに触れつつ、農薬の再評価の目的、再評価における食品安全委員会の任務、再評価において使われる試験データの質の確保、再評価の実例などに関して講演したのち、質疑応答を行いました。報道関係者からは、農薬の再評価制度の仕組み、進捗状況や今後の見通しのほか、申請者から提出される試験データの信頼の確保と国際基準との調和、評価に使用する公表文献の収集における透明性と公平性、発がん性や遺伝毒性などの毒性試験データの評価、リスク評価機関とリスク管理機関の役割等について、多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。

 

食品安全委員会は、今後もマスコミの皆様と連携し、国民の皆様の安全な食生活の一助となるよう、努めてまいります。

 

 

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