食品安全委員会は、今年設立20周年を迎えました。これを記念して、9月1日(金)に、リスク評価機関が今後直面する新たな課題の対応に向けて国際連携の強化を図るため、欧州食品安全機関(EFSA)、米国食品医薬品庁(FDA)、シンガポール食品安全庁(SFA)、経済協力開発機構(OECD)、(一財)化学物質評価研究機構からの講師を招き、記念式典及び国際シンポジウムを開催しました。

 

記念式典では、河野太郎内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)からの式辞をはじめ、消費者市民社会をつくる会代表の阿南久氏ほか国際シンポジウムに参加する国際機関の来賓及び関係省庁の来賓から祝辞をいただきました。

 

国際シンポジウムにおいては、第1部「リスク評価機関が今後直面する新たな課題」でいわゆる培養肉をはじめとする新開発食品に係る規制やリスク評価についてのシンガポール、米国およびEUでの経験について講演と質疑、第2部「新たな評価手法の導入」では化学物質の試験と評価のための統合的アプローチによる新たなリスク評価手法(NAMs)の活用推進に当たっての現状と課題についての講演、第3部「将来に向けたリスク評価機関の体制整備」では今後のリスク評価の精緻化や効率化に向けた各国の協力について講演及びディスカッションを行いました。

 

講義資料及びシンポジウムの概要は後日Webサイトに掲載しますので、是非ご覧ください。

 

食品安全委員会創立20周年特設ページ

https://www.fsc.go.jp/iinkai/20shunen_kikaku.html