食品安全委員会の香西委員は、7月20日に山形県が主催の「第30回食品衛生推進大会・食の安全推進交流会」に参加し、肉の加熱調理に関してリスクコミュニケーションを実施しました。

 

講師は、食品安全委員会委員で調理科学が専門の香西委員が担当し、「肉の加熱不足による食中毒と低温調理について」というテーマで講演を行いました。昨今、事業者だけでなく家庭でも行われるようになった肉の低温料理について、科学的な見地から、見た目だけでは十分な加熱がなされているかは分からないこと、食中毒を防ぐために重要な加熱条件、特に中心温度を75℃/1分確保することの重要性について解説しました。

 

交流会は対面形式で行われ、山形県内各所の一般消費者・事業者約140名が集まり大変盛況な会となり、地元新聞にも取り上げて頂きました。今後も自治体の皆様と共に、地域の食品安全意識の向上の一助となるよう、努めてまいります。

 

食品安全委員会では、地方公共団体、学校、団体等に対し、食の安全に関するセミナー・講座等の講師派遣、共催でのリスクコミュニケーションなどを行っています。

ご関心のある方は下記お問い合わせ先の「食の安全ダイヤル」へ、電話かメールでご相談ください。

 

(お問い合わせ先)

食品安全委員会ウェブサイト 食の安全ダイヤルについて

http://www.fsc.go.jp/dial/

 

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