本当に早いもので、12月、そして2022年ももうすぐ終わりです。この投稿が本年最後の投稿となります。

まずもって、今年1年、食品安全委員会公式Facebookページをご覧いただき、誠にありがとうございました!

今年1年は実にいろいろなことがありました。担当がこのページを運営しながら感じたのは、食も実に多様化してきているなぁということでした。

いわゆる「ちょい足し」に代表されるような視点を変えた食べ方や、「サバ缶」料理に代表されるような意外な食材の斬新な調理法、そして「メガ盛り」「レア○○」など「映え」やチャレンジ精神をくすぐる盛りつけのメニューなどなど。

そして、それらがテレビやインターネットで紹介され「バズる」とブームが起こる…そんな食事情を数多く目にしてきた今年。でも、そこで忘れてはいけないことが一つあると担当は思います。

豊かな食生活と健康は表裏一体。すなわち、上記のような流行にのった食べ物やメニューでも、食べ方や量を間違えると健康に影響を及ぼしかねないということです。

特定のものばかりを継続して食べたり、特定のものを避けたり、特定の食材だけを多く使ったものを頻繁に食べれば、たちまち栄養バランスが崩れますし、何かの危害要因を多くとってしまうことにもつながりかねません。そして、目新しい調理法や食べ方なども基本が押さえられていない場合があり、食中毒に繋がることもあります。

これから迎える年末年始。家族やご親族とおいしい料理を囲んで…という機会もあるのではないかと思います。だからこそ…

「年末年始も安全に美味しく、そして健康に!」

担当はこのメッセージを年末年始に向けたごあいさつとして、2022年を締めくくりたいと思います。

どうぞ皆様、よい年末年始をお迎えください!(執筆担当:K)