食品安全委員会は、10月7日、京都府との共催で、京都府立大学生命環境学部食保健学科の2年生を対象に、『「身近な食品のリスク」~今日から知って、考えて、行動しよう~』と題するリスクコミュニケーションを行いました。

 

まず食品安全委員会から「食品安全の基本とカフェインの安全性について」という題で、食品の安全に関する基本的な考え方と、大学生にとって身近なカフェインの安全性について情報提供を行い、その後グループワークとして「カフェインを摂るときに知っておきたいこと」について、 同世代に対し情報発信するための 発信方法とその内容を考えて頂きました。

また、京都府からは、府が行う若い世代の方向けの食品安全に関する取組み「きょうと食の安全・安心ヤングサポーター」について説明を実施しました。

 

情報提供では、国の食品安全を守る基本的な仕組みの他、カフェインのリスクや食品安全についての重要な考え方である(摂取)量の概念について説明致しました。また講義後のグループワークでは、学生ならではのユニークな発想で、YouTube広告や店舗への掲示などの方法やその内容をしっかりと考えて頂き、開催した私たちにとっても学びが多い会となりました。

 

食品安全委員会では、地方公共団体、学校、団体等に対し、食の安全に関するセミナー・講座等の講師派遣、共催などを行っています。

ご関心のある方は下記お問い合わせ先の「食の安全ダイヤル」へ、電話かメールでご相談ください。

 

(お問い合わせ先)

食品安全委員会ウェブサイト 食の安全ダイヤルについて

http://www.fsc.go.jp/dial/