【食品安全モニターからの報告を公表しました】
 

令和3年度食品安全モニターから寄せられた報告や意見をとりまとめ、6月28日にホームページ上で公開しました。

食品安全モニターからの報告の詳細はこちらをご覧ください。
〇食品安全モニターからの報告「食品安全モニターからの報告」
http://www.fsc.go.jp/monitor/monitor_report.html

 食品安全委員会では、食品安全モニター(※)の方から、食品の安全性について日常の生活を通じて気づいたこと等をご報告いただく、随時報告を受け付けています。

令和3年度における提案・報告件数は計28件であり、分野別では、「リスクコミュニケーション」、「その他」に該当するものが各10と多くなっていました。

具体的には、
・加熱不足の豚肉に対する衛生上の注意等に関する提言、
・新たな動きとしての代替肉やゲノム編集食品への対応、
・昨今の新型コロナウイルス感染症に伴って増えている、家庭で手軽に調理できる食品や家庭での食品保存に関する懸念
などがありました。

これらについては、食品安全委員会からリスク管理機関である厚生労働省、農林水産省及び消費者庁に内容を共有し、現在の取組状況等に関する回答を得ました。
各省庁ともに、衛生上の注意喚起等を関係者への通達やホームページ等で行う他、関係省庁と連携して新たな技術に対応するための情報収集・発信、検討など対応しているとのことでした。

 今後とも、食品安全委員会においても、食品安全モニターからの提案、国内外から収集した情報等をリスク管理機関と共有したり、委員間で検討したりするとともに、必要に応じて情報発信やリスクコミュニケーション、新たな評価に向けた準備等に活かします。


※食品安全モニター…食品に関連する一定の知識又は実務経験を有する方に、食品安全委員会の活動に関するモニター活動をお願いしています(令和3年度は449名)。





「食の安全」を科学するー食品安全委員会-