6月13日(月)、昨年に引き続き、藤田リスクコミュニケーション官が滋賀県にある長浜バイオ大学にて講義を行いました。

90分の講義では、①食品のリスク評価とリスク管理について、②科学的情報の受け止め方について、③リスクコミュニケーションについての3つのテーマについて解説しました。

 

講義は、大学の持つスマホを使ったリアルタイムアンケートの機能を使い、出席者の考え方を共有しながら進めることができました。

「次の中で、通常の食生活の中で最もリスクがあるのはどれだと思いますか」との問いに対し、最も多かったのは「カドミウム、メチル水銀、ヒ素などの汚染物質」と「塩分の摂りすぎ」、次いで、「食中毒」で、この3つで全体の82%を占めました。

汚染物質が塩分摂りすぎと食中毒と並んでいるのは興味深い結果です。なぜそう思うのかを学生さんたちと話し合ってみたいと思いました。

 

食品安全委員会では、地方公共団体、学校、団体等に対し、食の安全に関するセミナー・講座等への講師派遣、共催などを行っています。

ご関心のある方は下記お問い合わせ先の「食の安全ダイヤル」へ、電話かメールでご相談ください。

 

(お問い合わせ先)

食品安全委員会ウェブサイト 食の安全ダイヤルについて

http://www.fsc.go.jp/dial/