早いもので2月も終わり。

 

そういえば忙しさに負けてしまい話題にできませんでしたが、今月はバレンタインデー(14日)がありました。最近は、好きな相手にとどまらず、友達や親御さん、そして自分にもチョコなどを贈るそうですね。

 

そして、明けて3月14日はホワイトデー。贈り物を貰った皆さん、お返しの準備をお忘れなく。普段は甘いものをあまり食べない皆さんも、この日は「自分へのご褒美」としてお菓子を食べるのもいいかもしれません。

 

ところで、こうした機会に手作りのお菓子を作られる方もいるかもしれません。そこで、これから迎えるホワイトデーに、食品安全委員会FB執筆担当は、「安全に気持ちを贈る」ことを提案したいと思います。

 

お菓子作りに多く使われる小麦粉も「生焼け」(加熱不足)には注意が必要です。米国疾病管理予防センター(CDC)によれば、小麦粉は製造段階で加熱されておらず、大腸菌などの細菌を含む場合があることが報告されています。

 

特に、調理中のボウルやヘラについた生の生地を、甘~い香りにつられてついつい舐めたくなってしまうのは筆者だけではないと思いますが、これは危険。食中毒を防ぐには「十分な加熱」をすることです!加熱することで細菌は死滅し安全に食べることができます。

 

そしてもうひとつ、調理前後の手、お菓子作りに使用する器具なども洗って清潔にしてからお菓子作りに取りかかりましょう。

 

お世話になった方や好きな相手への気持ち、安全に伝わるとうれしいですね。(執筆担当:K)

 

食品安全委員会 食品安全関係情報詳細

「米国疾病管理予防センター(CDC)、未加熱の生地について注意喚起」

http://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu04840330104

 

食品安全委員会 キッズボックス「正しい手洗いで元気に過ごそう!」

http://www.fsc.go.jp/kids-box/index.data/202112_kidsbox.pdf