「健康食品」として販売されているからといって安全ということではありません。

 

「健康食品」(※)は、店頭やインターネットなど様々な方法で売られており、簡単に買うことができます。しかし、販売されている全ての「健康食品」が安全、ということではありません。
「健康食品」の中には、通常の食品には含まれない成分を含む場合があります。そして、製造・販売者自身も「食品由来の成分だから、多量に摂っても大丈夫」と認識している場合もあります。
「健康食品」のうち、国が定めた安全性と効果に関する基準などに従って機能性が表示されている食品は「保健機能食品」といい、「特定保健用食品」、「栄養機能食品」及び「機能性表示食品」の3種類なので、選ぶ際の参考としてください。

※「健康食品」には定まった法律上の定義はありません。
食品安全委員会からの「19のメッセージ」では、「健康の維持・増進に特別に役立つことをうたって販売されたり、そのような効果を期待して摂られたりする食品」を「健康食品」としています。


(参考)
・食品安全委員会 「健康食品」に関する情報
http://www.fsc.go.jp/osirase/kenkosyokuhin.html
・食品安全委員会 健康食品に関する危害情報について 
http://www.fsc.go.jp/kigai_jyoho/
・国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報
http://hfnet.nibiohn.go.jp/
・消費者庁 健康食品を選ぶときに、参考になる目印はありますか?
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety/food_safety_portal/health_food/