見聞きした情報が信頼性の高いものなのかどうか、判断出来ないこともあります。そのようなときは、信頼できる機関の情報を調べたり、問い合わせたりして確認することが大切です。

また、食品に関する信頼性が高い情報を集める方法の一つに、行政機関等が行っている「リスクコミュニケーション」(※)への参加があります。

リスクコミュニケーションの形式は多種多様ですが、行政機関が行うものでは、意見交換会の実施や各種媒体を通じた情報発信等があります。科学的な知見に基づく情報を提供しており、そのリスクに関する知識を深めることができるだけでなく、意見交換会のような場では、自らの疑問を質問したり、意見を述べたりすることもできます。また、さまざまな立場の参加者からの意見を聞く場でもあります。

※リスクコミュニケーション:あるリスクやそれへの対応等について、一般市民、行政、メディア、事業者、専門家といった関係者(ステークホルダー)が、それぞれの立場から相互に情報や意見を交換することです。

食品安全委員会では、科学的根拠に基づく正確な情報を、ウェブサイト、メールマガジン、Facebook、そしてこの公式ブログでこれからも発信しています。また、公式YouTubeチャンネルでの動画コンテンツ配信も行なっています。ぜひご利用ください。

参考

食品安全委員会「食品の安全に関するリスクコミュニケーションのあり方について」(平成27年5月28日)
http://www.fsc.go.jp/osirase/pc2_ri_arikata_270527.data/riskomiarikata.pdf

食品安全委員会 公式YouTubeチャンネルについて
http://www.fsc.go.jp/visual/youtube.html