食品安全委員会は、妊娠を考えられている方や妊娠されている方と赤ちゃんに、健やかな食生活を送っていただくために、知っていただきたい情報を発信しています。周りの方も、お母さんになる方と赤ちゃんの健康的な食生活を支えるため、ぜひご一読下さい。

妊娠中は微生物やウイルスによる食中毒に特に注意する必要があります。中でもリステリア菌による食中毒には注意してください。リステリア菌に感染すると、早産や流産の原因になったり、おなかの中の赤ちゃんに影響が出たりする例が見られます。

海外では肉や魚のパテ、生ハム、スモークサーモン、ナチュラルチーズ※など、「加熱していない食品」や「食前に加熱しない調理済み食品」が原因で、リステリア菌による食中毒を発症した事例が報告されています。

妊娠中は、十分に加熱した食品を食べるよう心がけてください。

※殺菌していない乳を使用し容器包装後も加熱殺菌していないもの

●食品安全委員会 お母さんになるあなたへ〜周りの方もご覧ください〜

http://www.fsc.go.jp/okaasan.html

●食品安全委員会 「微生物・ウイルス評価書 食品中のリステリア・モノサイトゲネス」
http://www.fsc.go.jp/fsciis/evaluationDocument/show/kya20120116331