ノロウイルスによる食中毒が全国各地で発生しています。予防に努めましょう。

ノロウイルスは、とても小さく(30〜40 ナノメートル※の大きさ) 、少量(10〜100個程度)の感染でも症状を引き起こします。感染力の強さから、食中毒や感染性胃腸炎の集団発生をしばしば引き起こします。

主な食中毒の症状は、下痢、吐き気、おう吐及び腹痛です。おう吐は、突然強く起こることが特徴です。通常、これらの症状が1~2日程度続いた後に自然に治ります。ただし、乳幼児や高齢者等、抵抗力の弱い人では重症化することもあるので、注意してください。

なお、不顕性感染といって、感染しているにも関わらず症状が出ない場合もあります。

※1ナノメートル=10億分の1メートル=100万分の1ミリメートル

 

◆食中毒の予防のために◆

・日ごろから、手洗いの励行と体調管理に努めましょう。

・おう吐・下痢等の症状があるときは、台所に入らず、調理を控えましょう。

・清潔な手や調理器具で調理しましょう。

・加熱可能な食品は、十分に加熱しましょう。

 

(参考)

・食品安全委員会e-マガジン【読み物版】「生活の中の食品安全−ノロウイルスについて−その1」

http://www.fsc.go.jp/e-mailmagazine/mailmagazine_r0111_r1.html

 

・食品安全委員会e-マガジン【読み物版】「生活の中の食品安全−ノロウイルスについて−その2」

http://www.fsc.go.jp/e-mailmagazine/mailmagazine_r0111_r2.html

 

・食品安全委員会「食中毒予防のポイント ノロウイルスによる食中毒にご注意ください」

http://www.fsc.go.jp/sonota/e1_norovirus.html

 

・食品安全委員会キッズボックス「ノロウイルスによる食中毒から身を守ろう」

http://www.fsc.go.jp/kids-box/