今月は、政府機関と民間の様々な団体が一体となって、重点的に薬剤耐性に関する普及啓発を行っています。様々な薬剤耐性対策の取り組みの中で、食品安全委員会は、家畜等への抗菌性物質の使用によって出現する可能性のある薬剤耐性菌について、食品を介して人に伝播し健康に影響を及ぼす可能性に関し、科学的な知見に基づいたリスク評価を担っています。

 11月27日に「第4回薬剤耐性(AMR)対策推進国民啓発会議」が開催され、政府機関と様々な民間団体から実績や今後の取組、啓発活動表彰受賞者の活動が報告されました。当委員会の活動や関連する取組の資料は次の通りです。
【第4回薬剤耐性(AMR)対策推進国民啓発会議資料】

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kokusai_kansen/amr_taisaku/dai4/index.html
 ・    食品安全委員会「薬剤耐性菌の食品健康影響評価」(資料1-4)

 このほかにも、AMR臨床リファレンスセンター(
http://amr.ncgm.go.jp/materials/)において、啓発用ツール・ポスターが公開されています。「はたらく細胞」キャンペーンポスター、2020年薬剤耐性対策カレンダーのほか、正しい手洗いの動画など普段の衛生管理に役立つツールも紹介されています。

(参考)
・食品安全委員会 薬剤耐性菌の食品健康影響評価に関する情報

http://www.fsc.go.jp/senmon/sonota/amr_wg/amr_info.html
・食品安全委員会 キッズボックス
http://www.fsc.go.jp/kids-box/#jump3