食品安全委員会は、消費者庁、厚生労働省、農林水産省と連携して、11月22日に京都府で食品中の放射性物質に関する意見交換会を開催しました。

産業医科大学の欅田教授より「放射性物質の基礎知識と食品中の放射性物質」について解説、農林水産省、厚生労働省から「食品中の放射性物質の対策と現状について」報告があり、続けてパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションでは、消費者を代表して京都府生活協同組合連合会の川村理事が登壇し、「会員向けに食品中の放射性物質についての勉強会を開催すると、勉強会の前後で理解が変わる。団体としては会員に向けて正しい情報を伝えきれておらず、課題と考えている」旨の発言があり、欅田教授より「食品中の放射性物質について、消費者が常に意識する必要はないが、その裏には関係者の努力があることを理解しておく必要がある」と締めくくりました。

本意見交換会は、11月27日に東京会場でも開催されます(参加者の募集は終了しておりますので、ご了承ください)。

食品安全委員会は各府省庁と連携した情報発信を行い、関係者の皆様を支援していきます。