ペットボトル飲料を、少し飲んで、ふたをして、また飲んで、を繰り返していませんか。飲みたい時に飲めるペットボトル飲料はとても便利ですが、飲み方には気をつけなければいけないことがあります。
Q１ ペットボトルの飲み残しはどうして注意が必要なの？
ペットボトルに直接口をつけて飲料を飲むと、口からいろいろな菌が飲み物に入ります。時間がたつと、ペットボトルの中でそれらの菌が増えて不衛生になります。
Q２ どうして菌が、増えていくの？
ペットボトル飲料の中に入った菌は、飲み物中の栄養素を使って、どんどん増えていきます。また、食べ物を食べながらペットボトル飲料を飲むと、口の中の食べ物がペットボトル内に入り込み、さらに菌が増える原因になります。
Q３ 菌を増やさないためにはどんなことに気をつければいいの？
●きちんとコップについで飲もう
外出中は難しいかもしれませんが、なるべくペットボトルから直接飲まず、コップに注いで飲むようにしてください。
●開けたら、早めに飲みきろう
飲み残したら、冷蔵庫に入れて、なるべく早めに飲みきってください。
●部屋や車の中に置き忘れないようにしよう
飲みかけのペットボトル飲料を、キャップを閉めた状態で部屋や車の中に放置すると、高温になって菌が増えやすくなります。置き忘れたペットボトルは中身を捨てて、飲まないようにしてください。
何度も口をつけるような水筒やマグカップなども同じです。よく洗って、使いましょう。
（参考）
・食品安全委員会e-マガジン【読み物版】
[生活の中の食品安全 −ペットボトル、飲み残しに気をつけよう− その1]
http://www.fsc.go.jp/e-mailmagazine/mailmagazine_h2905_r1.html
[生活の中の食品安全 −ペットボトル、飲み残しに気をつけよう− その2 ◆Ｑ＆Ａ◆]
http://www.fsc.go.jp/e-mailmagazine/mailmagazine_h2905_r2.html
・内閣府食品安全委員会 キッズボックス
http://www.fsc.go.jp/kids-box/
