ジャガイモは、炭水化物やビタミンなどの栄養素を豊富に含むほか、天然毒素も微量に含みます。この毒素を多く摂取すると、おう吐や腹痛を引き起こす場合があります。
夏休みを間近に控え、学校などで栽培したジャガイモを収穫されることと思います。次のことに気をつけて食中毒を防ぎましょう。
・毒素は芽や皮に多く含まれるので、調理の際は、芽を取ったり、皮をむいたりしましょう。
・毒素は、未成熟で小さなジャガイモや、日光が当たって緑色になってしまったジャガイモに多く含まれます。このようなジャガイモは食べないようにしましょう。
・毒素は熱によって分解されにくいので、ジャガイモをゆでてもその量は減りません。
ジャガイモの栽培から収穫までの注意点や、天然毒素に関する詳しい情報は、以下のサイトを参照してください。

【農林水産省】
〇 ソラニンやチャコニンによる食中毒を防ぐには
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/solanine/yobou/yobou.html#04
〇 Twitter
https://twitter.com/MAFF_JAPAN/status/1148505641033461760

【食品安全委員会】
〇 ジャガイモによる食中毒について知ろう
http://www.fsc.go.jp/sonota/shokutyudoku.data/jagaimo.pdf