暦の上では春を迎えましたが、依然として各地でノロウイルスによる食中毒事例が相次いでいます。患者数が数十人規模の事例も往々にしてみられます。
ノロウイルスは感染力が強く、少量が口に入っただけで感染・発症することがあります。感染経路はさまざまで、感染者が調理等に関わったことによる食品の汚染や、感染者に関連の汚物処理の際の二次感染によっても拡大しやすいウイルスといえます。
ノロウイルスによる食中毒は、寒い時期だけのものとは限りません。暖かい季節になっても油断することなく、食事前や調理前の手洗い、食品の加熱、調理器具の煮沸など、一人一人が、予防対策(下の画像をご覧ください)を取る必要があります。
(参考)
・食品安全委員会Facebook「今日から始めよう!ノロウイルスによる食中毒の予防対策」
・食品安全委員会e-マガジン【読み物版】「生活の中の食品安全−ノロウイルス食中毒に気をつけよう−その1」
http://www.fsc.go.jp/e-mailmagazine/mailmagazine_h2912_r1.html
・食品安全委員会e-マガジン【読み物版】「生活の中の食品安全−ノロウイルス食中毒に気をつけよう−その2◆Q&A◆」
http://www.fsc.go.jp/e-mailmagazine/mailmagazine_h2912_r2.html
・食品安全委員会「食中毒予防のポイント ノロウイルスによる食中毒にご注意ください」
http://www.fsc.go.jp/sonota/e1_norovirus.html