食品安全委員会では、今年度、カフェインの安全性に関する情報収集・情報提供を積極的に行っています。

 本日、「食品中のカフェイン」のファクトシートを更新しましたのでお知らせします。主な更新点は下記の情報追加です。

・清涼飲料水の「エナジードリンク」や眠気覚ましのドリンク等、新たな製品によるカフェインの摂取機会が増えてきていることから、カフェイン摂取に際しての留意事項について記述しました。

・食品安全分野の国際機関等におけるカフェインに関する情報発信状況を更新しました。

 

 カフェインは、私たちが日頃から飲むコーヒーやお茶に含まれ、適量であれば頭がすっきりとし、眠気を覚ます効果が得られますが、過剰に摂取すると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠などの影響をもたらすことがあり注意が必要です。また国際機関や諸外国では、健康な成人に比較して、特に妊婦や授乳中の女性、子供、カフェインに過敏な人は、摂取量に注意するよう呼びかけています。

 

 食品安全委員会では、消費者の皆さまを対象に、今回のファクトシートの内容も盛り込んだカフェインの安全性に関する勉強会を3月14日(水)に大阪で開催します。ぜひ、ご参加ください。

 

 ・食品安全委員会 ファクトシート「食品中のカフェイン」

http://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_caffeine.pdf

※ファクトシート

現時点での科学的知見を整理し、広く情報提供することを目的として作成する概要書。

 

・食品安全委員会 みんなのための食品安全勉強会(3月14日、大阪)

https://www.fsc.go.jp/koukan/annai/minna20180314.html