【鳥インフルエンザに関する情報】

宮崎県における高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例については、遺伝子検査の結果、昨日(12月19日)、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認されました。


食品安全委員会は、我が国の現状において、家きんの肉や卵を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えています。

(1)鳥インフルエンザウイルスがヒトに感染するためには、ヒトの細胞表面の受容体(注1)に結合しなくてはなりません。
  私達ヒトの受容体はヒト型であり、トリ型とは異なるとされています。
 
 (注1)受容体とは、ウイルスがヒトや動物に感染する際に最初に結合する細胞表面の分子であり、大きく分けて2種類(ヒト型とトリ型)があります。

(2)鳥インフルエンザウイルスは酸に弱く、ヒトの体内で胃酸などの消化液により不  活化(注2)されると考えています。
 (注2)ウイルスが死滅する(感染性が失われる)こと。

[食品安全委員会ホームページ]
○鳥インフルエンザについて

http://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_infl_ah7n9.html
○鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方(PDF)
http://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_iinkai_kangaekata_140424.pdf

[農林水産省]
■宮崎県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について
 
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/161219_6.html

[消費者庁]
■鳥インフルエンザに関する情報について

http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_161129_0