こんばんは( ´ ▽ ` )ノ
今夜は伊坂幸太郎さんによる、『終末のフール』を紹介させていただこうと思います。
因みにこちら↓
舞台は仙台北部にある団地、「ヒルズタウン」。8年後、小惑星の衝突で地球が終わる、そう告げられてから5年が経ちました。絶望に溢れ、荒れた世界も今は平穏が流れています。
残り3年。地球と共に終末を前にした人間は、これからをどう見据え、生きるのか。あらすじから抜粋させていただきますと、「今日を生きることの意味を知る物語」。
↓ここからは感想を込めて(ノ´▽`)ノ
飛び抜けた個性を放つ人間より、すぐそこですれ違っていそうな、ごくありふれた人々が主人公です。
悲痛な運命を受け入れて生きようとする人間は、総じてか弱く、脆く描かれていると思います。しかしその中に垣間見える希望や愛に、言いようのない感動がありました。紡がれる言葉は優しく、とても明るいものです。
みっともなく足掻きながらも、強く生きる「ヒルズタウン」の人々の美しくも儚い「余命」を、是非ご覧あれ(*^^*)
ではでは(・ω・)ノ