もう、寝る頃ですか?
お父さんは、先程寝ました。
お父さんは、
喜代子さんは、
ある時は、まだ家にいて自分部屋で寝ているのだと思ったり、
入院はどうしてか?何時までか?と聞いてみたりをずっと繰り返したりしました。
でも、私がいるからと、今晩は安心して寝てくれました。
お母さんも、病院で不安になったり、寂しくなったりすると思います。それはもっともな事です。
けれど、
ひとりで、今までの人生を振り返る貴重な時間になりました。
大切に過ごして下さいね。
過去を後悔するために考えないで下さいね。
間違いがあったとしても、素晴らしい事の多い尊い74年間です。
検査結果は、ただ、淡々と受け入れましょうね。
その後、どうしたら良いのか、
一緒に考えましょう。
人は皆、死の瞬間までは生きています。
その瞬間が必ず素晴らしいものになるよう、皆準備をするのです。
お母さんは、
人生の被害者ではありません。
厳しい人生を選んで生まれた、強い魂の持ち主です。
きっと、そのように生きて下さい。
私は、お母さんが、かわいそうと、泣く事はありません。
でもね、心の痛みはきちんと受け取っていると思います。
検査は大変だと思いますが、頑張って下さい。
夜中に遠隔を送ります。
良く眠れますように。
離れていますが、思えばそばにいます。
暇を見つけて会いに行きます。
里佳