就活体験記(IT系ベンチャー内定)
商学部Yさん♀ (IT系ベンチャー内定)
●大学生時代の脳内メーカー
サークル70%
ゼミ・授業15%
飲食店でのバイト10%
その他インターンや資格など 5%
企画系の学生団体に一番力を入れていました。ゼミにも学生団体にも比較的時間をとられる上、多摩キャンパスから家も遠かったため、時間の使い方は大学に入って特に工夫するようになりました。(優先順位をつけて動くようになったり、学校に行く日と行かない日でそれぞれの場所でしか出来ないことをしっかりこなすようになりました。)多摩キャンパスだけにこもっていると情報や考え方も偏ってしまう気がしたので、インターンシップに参加したり、独学で資格の勉強をしてみたり、自分なりに生活に新しいスパイスを取り入れるようにしていました。
●進路先を選ぶ時に考えたこと(なぜ民間就職か?)
父が自営業をしていたことや、大学で企業分析を行うゼミに入ってたこともあり、会社・経営といったものに興味がありました。ビジネスというものをもっとリアルに学べるのはやはり民間企業に就職することかな、と思い、民間就職一本で進路先を考えました。
●この業界を選んだ理由
上記の理由から、幅広い業界に触れられる、という意味で経営コンサルも考えましたが、会社の雰囲気や考え方が合わないな、と感じました。そこで、ITという方法でたくさんの会社を相手に出来るこの業界を選びました。
●この会社を選んだ理由
自分らしさを認めてくれたところです。
私のペースに合わせて、選考スタイルも柔軟に変えてくれたり、入社後の職種も、本来採用を行っていなかった枠からスタートすることをあちらから提案してくれたところに、私の強みや弱みをうまく使ってくれそうだな、という印象を受けました。
また、ベンチャーはどこも元気が良くないとダメ!みたいなところが多い印象だったのですが、この会社はどちらかというと勢いで稼げ!というよりも落ち着いて冷静に考え抜いて利益を出そう。という考え方だったため、元気やフレッシュさのない私には(笑)、合っているんじゃないかな?と思いました。
●就活しよう!と思って、1番最初にやったことは?
毎年GW明けにあるキャリアセンターの就職ガイダンスで少しスイッチが入り、その後は、夏インターンの選考を受けるため、6月は週3日くらい説明会や選考のために会社を訪問していました。
最初は、みんな何をどうしていいか分からないものなので、ひとまず思いついたことから手をつけてみて、(自己分析、業界について調べる、人と話す、本を読む、webサイトを見る、親と話す、何でも。)そこから自分に合ったやり方を見つけて下さい。
●就活中、1番大変だったこと
面接官に自分が全く理解されない時期が続いたことです。そもそも、私の就活に対する考え方が当時はかなり間違っていたと思います。ただ、それに気付くまではかなり精神的に苦しい時期が続きました。これは、いろいろな社会人と話すことで自分と社会の価値観のズレを直していくしかないと思います。
私は、「自分らしくを相手目線で」というテーマを掲げ、そのあたりから、少しずつ選考もうまく進み、面接後のもやもやも少なくなりました。
●就活に大切だな、と思ったこと
人脈です。
大学時代に入っていたサークルやバイト、キャリアセンターの方、商学部の授業で履修したインターン実習のインターン先で知り合った人、たくさんの方にお世話になりました。そこからまた新たに紹介してもらったり、人材紹介を新卒向けにも行っている会社にも数社お世話になりました。立場によって考え方や表現もかなり違いますし、いろいろな意見を聞けたことはとても今の自分に活きていると思います。
また、就職活動だけに没頭すると間違いなく病みます。(笑)私は春休み中もサークルやゼミの活動があったため、そこで友達とコミュニケーションをとることで、気分転換をしていました。
●お金、どれくらいかかった?
おそらく、15万くらい。
バッグ、靴、交通費(私は新宿経由の定期を持っていたのでかなり安く抑えられた方だと思います)、暇つぶしカフェ代、証明写真、(スーツは入学式の時にリクルートスーツを買っておいたのでそのまま使ってしまいました。)
●後輩に一言!
せっかく時間も労力も割く就職活動。内定以外にも何か得よう、と思って動くと素敵だな、と思います。就職活動は、本当にいろいろなことが勉強出来ます。私もたくさんの方に本当にお世話になりました。内定をいただいた時、こんなにたくさんの人に連絡しなきゃ!って思えたことが本当に幸せだと改めて思いました。意外と先輩はみんなとっても面倒見がいいです(笑)
学校のキャリアセンターも、ひっそりと駿河台のキャリアセンター(今は市ヶ谷田町キャンパスに移転)も実は使えちゃったり、使わなきゃ絶対損です!
ぜひ、遠慮せずこの機会にたくさんの人に支えてもらって下さい。