グローバル戦略として安村は実に理にかなったやり方をしている。

日本では、もう安村のギャグは一巡どころか、何度も見て、

基本オチは同じなので、バリエーションを増やしても

そのインパクトはどんどん薄れていきます。

 

イギリスでは、最初のインパクトで大いにウケました。

二回目では、かなりイギリスのカスタマイズした、

イギリス人が分かる笑いに寄せて

更に喝采を浴びました。

 

アメリカでもカスタマイズし新しいネタも披露しました。

飽きられる前に、別の国でファーストインパクトを繰り返す、

そしてカスタマイズする。

飽きられる前に、また別の国へ行くんでしょうね。

 

うまいやり方だと思います。

日本では、あのギャグではさほどもう受けないでしょうが、

イギリスやアメリカで喝采を浴びた芸人ということで、

タレントとしてのステージが上がっていますから、

普通にトークとかバラエティとか

半裸にならなくても出れるようになっています。

 

海外で活躍して、さらに日本でのブランド価値を上げる。

安村は芸人の中でもインターナショナルマーケティングを成功させた

稀有な芸人になりましたね。

素晴らしい。