小林製薬の紅麹サプリを摂取して、
体調に異変を感じた消費者が摂取をやめた後、
体調が回復したというこのニュース、
この消費者はホント救われましたね。
継続していれば、体調悪化は免れなかっただろう。
このニュースは、小林製薬に致命的にダメージを与えるでしょう。
何故ならば、早期に発表し摂取を取りやめることを
大々的にニュースで流し、
回収をしていれば、今回亡くなった方や
重篤な症状の方は、そこまでの悪化には至らなかった可能性が
あることをこのニュースは語っているのだ。
つまり、小林製薬紅麹はある意味人災であるといえるのだ。
会社の人間が状況を甘く見たのか、
それとも隠蔽を考えていたのか、
それは今の段階では分からない。
しかし何らかの意思を持って、この発表を数ヶ月も遅らせたのは事実だ。
こうした対応が死亡事故にまで広がってしまったと言えるのかもしれない。
小林製薬が製薬会社を名乗っているならば、
有害事象の報告義務は当然知っていたはず。
なのに、それをしなかったのは、
企業のガバナンス、コンプライアンスが脆弱であることは明らかだろう。
この会社には刑事罰もあるだろうし、
社会的制裁もあるだろう。
未然に防げた可能性があったのだから。