いやぁ、これは知らなかったです。

僕は小学生の頃、お年玉を全く手を付けず、親に預けて溜めていました。

小学6年生の時、ギターを買おうと思い、

母に預けたお年玉の一部使いたい旨、伝えました。

 

すると母は「ギターは不良がやるもの」

と言い、お金を返してくれませんでした。

 

納得いかない僕は父に直談判しました。

父は「ギターくらいいいだろう」と言ってくれました。

そこで母が白状しました。

僕のお年玉は全て使い込んで、1銭も残っていないと。

そんな言い訳は通用しないと、母に詰め寄り、

父もそれはまずいと言うことで、

何とか返してもらうことになり一安心。

 

僕はかねてから色々なギターを調べていて、

好きなミュージシャンの使っているメーカーなど、

欲しいものをピックアップしていました。

お年玉は少なくとも10万円以上は溜まっていたはずなので、

まあ、全然変える範囲でした。

 

するとある日母がギターを買って帰ってきました。

僕は母に、お金を返して欲しいのであって、

ギターを買ってもらいたかったのではないと言いましたが、

母は聞き入れてくれませんでした。

 

もう一度父に直談判したのですが、

まあ、ギターが手に入ったのだからいいだろうと。

 

残りのお金を返して欲しいと言ってが、

このギターで全部使ったという言い訳。

全く納得できなかったが、父も母側にまわってしまい、

僕は諦めざるを得なかった。

 

ギターのメーカーは聞いたこともない名前だった。

 

後で楽器屋で色々探してみたら、

一番安い1万円のギターだった。

 

でもそのギターはその後7年間使い続けました。