不思議な体験ですか…
小学校の時、そんなことありましたね。
父親が仕事の関係で、出張から帰った時のことです。
「火の玉を見た。」
母は「馬鹿々々しい」の一言で取り合わず。
兄も「そんなのいるわけないよ」と同じ対応。
当時僕は小学校2年生で、興味があったのでそのまま話を聞きました。
父は出張で同僚の方と二人で冬の峠を越えて出張先に車で向いました。
出張先までは350kmあり、冬道ですので5時間以上はかかります。
渋滞があれば7時間、8時間かかる場合もあります。
道路が混むのを避けて、夜中に交代で行くことにしたそうです。
峠の登りに差し掛かった時、後ろからライトが一つ見えたそうです。
この雪の中でバイクなんて危ないなって父は思ったそうです。
ずっと後をつけるかのように、同じ距離を保ってバイクは後ろについてきます。
父は、一旦車を止めて、バイクに先に行かせようとしました。
しかし、バイクも止まり同じ距離を保っています。
走り出すとまたついてきます。
何度かそれを繰り返しました。
雪はどんどん強くなっています。
峠は越えるのに普通でも1時間以上かかります。
その時は大雪なので、2時間以上はかかったみたいです。
峠を下りもうすぐで街並みが見てくるところに差し掛かった時に、
そのライトはふと消えたそうです。
峠は一本道です。
引き返すとしても同じ2時間以上の峠越えです。
父はそれがバイクのライトなのかが自信が持てなくなり、
火の玉、つまり人魂なのではないかと思ったと僕に言いました。
続く
不思議な体験したことある?
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