今朝は随分と寒いと思って、ベランダに出てみたら、
雨に混じって雪が降っていました。
ああ、そうだろうな…って
僕は北海道育ちなので、雨と雪の境界が体感として身についています。
恐らくその時の温度と湿度が体に染みついているのでしょう。
北海道にいた時よく感じたことです。
その境界の日、雨の中車を運転していると、
きっと今日はその日だなって思います。
フロントガラスに降り付ける雨跡に、少しずつ変化が見えてきます。
雫がフロントガラスに打ち付ける瞬間に、小さな氷の粒のようなものが見えます。
その瞬間に、氷の粒はすぐに水になってしまうのですが、
注意深く見ると、確かに小さな氷の粒が見えます。
今年も、その時が来たことをそれでわかります。
ほどなくして、その冷たい雨は、雪に変わっていきます。
恐らく僕だけではなく、北海道や東北や信越の方々は、
こうした体感を持っているのではないかと思います。
ああ、今日は雪が降るかもな…
身体がそう教えてくれる瞬間を。
北海道ではその日から長い冬の雪の世界が始まることを意味しています。
まあ、こちらでは特に寒いある冬の1日に過ぎませんが。