昨日、第三級陸上特殊無線技士(三陸特)の講習会を受けて来ました。
今回、お世話になった講習会です。
そもそも第三級陸上特殊無線技士(三陸特)とアマチュア無線との違いもつい先日まで分かっていませんでした…
ざっと違いを書くと、
- アマチュア無線は個人での使用目的
- 三陸特は商用利用を目的とした資格
の違いがあります。
もともと、ドローンを用いて副業が出来ないものか?と考えた際に、操作する上で三陸特の資格を保持していないと駄目なようで、取得に至りました。
電波法には、『電波の公平かつ能率的な利用を確保する事によって、公共の福祉を増進する事を目的』というのが第一条で定義されています。
つまり、この資格を持っているからと言って就職や転職に有利という訳ではなく、あくまでも正しく電波を使用する上でキチンと理解していますよ、の証明を示すための資格です。
講習中は、真面目に勉強しました~
この三陸特を取得する方法としては、
- 国家試験を受ける
- 講習会を受講
の2パターンが主になると思います。
特定の学校を卒業するなどによって得られることもあるようですが、その点については割愛します。
試験を受けるメリットとして、
- 費用が講習を受けるより安価
- 講習会と違い、拘束時間が短い
というのがあります。
一方で講習会を受けるメリットとして、
- 合格率が一発試験よりも高い(双方共に合格率は80-90%なので、大差は無いですが)
- 試験よりも講習会の方が開催される回数が多く、スケジュールし易い
- ポイントを絞って説明してくれる
というのがあります。
一長一短ですが、今回は、お金 < 時間で講習会にしました。
過去問がサイト上にありますので、何回か繰り返しやれば傾向が分かると思います。
講師の先生は、通信会社かどこかで勤務し、定年後に嘱託で講師をしている感じがありました。
ポイントを絞って教えてくれ、講義の合間に色々な話が聞けるのは、講習会の良さかと。
講習会は、4時間が法規、2時間が無線工学とややアンバランス感がありますが、無線を扱う上での法規を正しく理解するという趣旨の下では、法規が長くなるのは仕方ないかと。
なお、この講習会は、電波を管轄する総務省の承認を得て講義時間、使用するテキストを使用しているようです。
なので、無線工学は、短時間で要点を教えなければならず、講師の先生もやや焦っている様子でした。
最後に試験を受けたのですが、その前に法規、無線工学の区切りの時点で小テストを行ったので、付け焼刃でしたが、ポイントは抑えた上で、試験に臨みました。
試験時間は、90分ですが、実際には講義で先生が重要だと伝えた部分が出るので、自分も含めて全員が20分で試験を終え、退出しました。
試験時間は、国家試験と講習会と同じようですが、共に選択肢から選ぶ問題でも
- 問題数
- 選択肢
が国家試験と講習会では異なります。
講習会は3つの選択肢から選ぶのに対して、国家試験は4択、問題数も講習会の各10問(法規:10問、無線工学:10問)に対して国家試験は各12問(だったと思います)の違いがあります。
講習会は、合格させることが目的なので、当日、真っ新な状態で受けても問題ないレベルと思います。
次回、二陸特も受けようと思いますが、次回は自習して試験を受けてみようと思います。
一発試験を受けるのであれば、此方をご参考に。
さて、ドローンに関する準備は一旦、止めて、フランス語検定試験に集中します。
これで、言い訳できなくなりました… 苦笑
次に向けて、頑張ります!