食道癌と聞いただけでもとんでもなく大変な手術と想像させられる。

発見は偶然みつかったとのことで、

手術で取り除けば助かるレベルだった。

手術の前に抗癌剤で癌を小さくする処置をとっていたが、

食欲もあり、ちょっと太ったと言っていた。

しかし、その後抗癌剤副作用が始まり、

耐えられずに途中で中止することになったらしい。

 

手術はかなり辛い思いだったようで、

本人曰く、病院で一番の我儘患者だろう、と。

看護師さんを5分ごとに呼び出して、体の向きを変えてもらったり、

あれやこれやと注文だし、めちゃくちゃ迷惑かけたと言っていた。

病院から送って来た写真は、特別病室の様子だった。

大型テレビに応接室のようなソファー、大型冷蔵庫にキッチン付きの

まるでマンションのような病室!

退院も決まり、復帰に前向きな言葉も聞こえていた。

退院後は免疫療法のオプジーボを行ったようだが、

それもかなり副作用があり、

途中で中止したと言っていた。

手術自体は上手くいったので後は転移の予防ということだった。

ゴルフの復帰は3カ月後ぐらいとのことで楽しみにしていたのだが・・・。

 

そして退院3か月過ぎた頃に調子をうかがったところ、

本人から信じられない言葉を聞いた。

※写真はミッドジャーニーによるAIイメージ画像

 

「パッとしないんだよね、鬱が」と。

人付き合いが広く、誰とでも話がうまくできるコミュ力が高い奴だったので、

最初は冗談半分に出た言葉だと思ったほど。

ほとんど毎晩飲み歩いていたのが、

家からほとんど出ないという。

鬱病の人に「頑張れ」はタブーと聞いたことがあったので

ゆっくり静養して、会いたくなったら直ぐに飛んでいくから、と電話を切った。

電話で話す限り、まったく普通だったのだが・・・