こんにちは!音楽教室カンテウムです。
今日は「母音の均一性」について、書かせていただきます。
母音ごとの響き方を揃えていく、「母音の均一化」。メロディーラインがレガートに聴こえるために大切になってくる技術です。また母音の質が揃ってくることで、特定の母音で”つまる”ということも起きにくくなります。
では、母音の均一化において気をつけなければならないものは何かと言うと、それは「アゴの動き」となります。
一般的に"a"の母音はアゴが落ちすぎ、"i"の母音は閉じすぎの傾向があります。母音の切り替わりのたびにアゴの位置が変化してしまい、なおかつ音程の移動に伴って声帯の状態も変化してしまえば、音色に関連性を持たせることは非常に難しくなります。
アゴの動きはあえて「制限」される必要があるのです。そして動きの制限こそ「フォーム」を形作る大きな要素なのです。
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