こんにちは!音楽教室カンテウムです。
前回に引き続き、高音のへのアプローチについて書かせていただきます。
前回は書かせていただいたことは、高い音を出す時に必要になる「土台」についての話でした。今回は高音を得るためのもう一つの手段についてです。
「アンザッツ」という理論があります。フースラーというドイツ・スイスで活躍し、国際的名誉を得るに至った発声研究家が提唱したものですが、声の響きを感じる位置を意識することによって、声帯の筋肉をコントロールすることができるというものです。
今ではかなり一般的になっている発声理論ですが、まだまだ誤解されている面も多いように感じられます。
では、高音を得るためには、声の響きをどこに感じれば良いかというと、それは「うなじ」となります。
うなじ部分に手をあててハミングをしてみると、びりびりとした響きを感じることができるはずです。その響き感じたまま高音を歌ってみてください。おそらく普段より無理なく歌えているのではないかと思います。
以上、前回記事と合わせて2つの高音克服法をお伝えしましたが、優先度としては前回の「息の支え」の方が上です。またアンザッツ理論はなかなか奥が深く、この記事でお伝えしたことは「高音」に特化したほんの一部であることをここでお断りさせてください。本当は色々なプロセスを経て行うことで真の効果が出るものです。
もしご興味があれば、ぜひ音楽教室カンテウムの体験レッスンを受けていただければと思います。
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