高山線、紀勢線のキハ40系、キハ11形が続々とミャンマーへ譲渡されており、昨年夏ごろよりヤンゴン環状線での運用に入っています。ミャンマーには、約2年前にキハ181系を撮影に行っていますが、今度はJR東海色のキハ40系を撮影するために再び足を運びました。
今回は時間の都合上、環状線のみの撮影でしたが、日本から譲渡された車両の運用がかなり増えており、撮影乗車共に楽しめました。3日間で見た限りでは、キハ40系東海色3本、キハ40系東北色1本、キハ40系北海道色1本、キハ38形1本、キハ11形1本の合計7本(全て5両編成)が活躍しているようでした。

※構内等の場所では、全て許可を得て撮影しております。

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RBE25 112+113+109+111+114(旧キハ48 553+1511+40 548+501+1514) 01/08 16:03 Danyingon駅
駅全体が市場になっているところです。JR東日本東北色のキハ40系がやってきました。

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RBE30 32他(旧キハ48 6803 他) 01/09 08:36 Pagoda Rord~Yangon
JR東海色のキハ40系がやってきました。後ろの2両はキハ47形です。

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RBE25 102他(旧キハ38 3 他) 01/09 09:06 Yangon駅
久留里線で活躍していたキハ38形です。側面はミャンマービールのラッピングです。

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RBE30 26他(旧キハ47 6003 他) 01/09 09:39 Pagoda Rord~Yangon
キハ47 6003先頭です。この車両は日本では良くお世話になったので、ここで再会でき感慨深いです。

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RBE30 15他(旧キハ11-116 他) 01/09 09:44 Pagoda Rord~Yangon
上のキハ47形の5分続行でやってきました。キハ38形と同じく側面はミャンマービールのラッピングです。

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RBE30 35他(旧キハ11-8 他) 01/09 09:50 Yangon駅構内側線
改造は終わっているので、運用待ちでしょうか。キレイな状態で留置されていました。幕が「伊勢奥津」・・・

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RBT5019(旧キハ58 1514) 01/09 09:53 Yangon駅構内側線
以前はインセイン工場で朽ち果てそうでしたが、エンジンを撤去の上、客車扱いで復活したようです。

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RBE25 100(旧キハ48 1333)、RBE30 56(旧キハ48 6814) 01/09 10:42 Yangon駅
JR北海道色と東海色の並びです。日本時代には絶対にありえなかった組み合わせです。

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RBE25 114他(旧キハ48 1514) 01/10 08:31 Mahlwagon~Pazundaung
昨日、Danyingon駅で撮影した編成です。この時期は日が低いので影がかかってしまいます。

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RBT25 44他(旧松浦鉄道MR201他) 01/10 08:42 Mahlwagon~Pazundaung
RBEからエンジンを撤去した車両です。キハ47形、52形とともに6両編成で活躍しています。

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RBE30 32他(旧キハ48 6803) 01/10 08:50 Pazundaung~Mahlwagon
前日に「急行」幕に変更をお願いしてきました。ただ、標識灯点灯・前照灯消灯で後追いみたいです・・・。

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RBE30 32他(旧キハ48 6803) 01/10 11:15 Pyay Rord~Lanmadaw
上の写真の列車が一周してきました。今度は貫通扉まであいており、さらに残念です・・・


以前訪れたときは遅れるのは当たり前でしたが、今回はどの列車もほぼ定刻で運行されており驚きました。日本製車両使用の列車は加減速が良く、性能を持て余した走りをしているので遅れの回復も容易なのだと思われます。今後は、さらに譲渡車両が増えると思いますので、状態の良いうちの撮影するため、また近いうちに訪問したいと思います。


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