2017年1月9日(祝)

この時季に聴きたくなる、まさに、冬の旅!今日のマチネーは、武蔵野文化会館の主催、会場を移して成蹊学園大講堂(完売、超満員、満席:2階席5列目中央で鑑賞)で、ミュラー詩シューベルトの名曲、歌曲集「冬の旅」D911(全24曲)を聴いた。1827年に作曲された、この年の9月に作詞のミュラーは33歳で死去、この翌年作曲のシューベルトは31歳で死去。本日の演奏者:
テノールは、ドイツリートの名手・大家のプレガルディエンJr.(リリック・テノール)、本日の公演のフォルテピアノは、復元ではなく、シューベルト時代の1820年オーストリアのヨハン・ゲオルク・グレーバー製作のオリジナルのフォルテピアノを使用、ペダルは5つ。貴重な200年前のフォルテピアノで、シューベルト時代のオリジナルの音、「冬の旅」を堪能しました!素晴らしい名演奏であった。

あさって11日の夜にも、紀尾井ホールで同じくプレガルディエンの「冬の旅」公演があります!


第1曲目の「おやすみGute Nacht」から、始まり、終曲の24曲目の「辻音楽師Die Leiermann」で感動的に終えた!「菩提樹」最高でした。Bravo!!
Franz Schubert-Muller:Winterreise op.89 D911
Pregardien(Tenore)&Masato Suzuki(fortepiano:Insbruck,1820)

昨日は、ドイチュのピアノ伴奏で、J.カウフマン(Ten.)の「冬の旅」CDを聴いた。

歌詞と対訳を参考にした。