昨日、夫と二人で映画に行ってきました。

以前から 小説のファンだったんだけど、震災の影響で昨年の公開が延期になっていました。

すごく楽しみにしていました。



のぼうの城


天下統一を目指す豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じるも、
その中には最後まで落ちなかった武州・忍城(おしじょう)と呼ばれる
支城があった。
その城には領民からでくのぼうをやゆした“のぼう様”と呼ばれ、
誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親(野村萬斎)という城代がいた。
秀吉は20,000の軍勢で攻撃を開始するが、
将に求められる智も仁も勇もない、
文字通りのでくのぼうのような男の長親は、
その40分の1の軍勢で迎え討とうとする・・・ (yahoo映画より)







いきなり感想を言いますと、
めっちゃ良かったです。ほんま。

だいたい私、権力とか お家のためとか 名誉とか・・・
そういうオトコって嫌いなんです。
のぼう様みたいに 百姓に笑われるくらい スケールの大きい人間が好き。
関白軍と 内通し、闘わずして開城という方針に、
ひょうひょうとして従っていたのに、使者の無礼さに 開戦を決めちゃう。



「武ある者が武無き者を足蹴にし、
才ある者が才無き者の鼻面をいいように引き回す。
これが人の世か。
ならば わしは嫌じゃ!」


このセリフが一番好きです。






誰がのぼう様を演るのか・・・と思ってたけど、
野村萬斎さすがでした!

あの、田楽踊りは あの人にしかできないわ!

一瞬にして敵味方なく 惹きつけちゃう踊りの魅力。
笑いの魅力。
文化の魅力。
人間賛歌。

ここのシーンは圧巻でしたね・・・







あ、忘れちゃいけないのは
市村正親の豊臣秀吉。
私にとって あの人は「ジーザス・クライスト・スーパースター」なのだけど、
やっぱ スケール大きい魅力的な秀吉でしたね!
人を惹きつける魅力を持っている大公さん。
かっこいい!さすがは 舞台人!







そして・・・
佐藤浩市の乗馬姿は 萌えます!
文句なしに!

長い槍を持って馬を駆る姿は もう垂涎もの・・・
かっこ良すぎだよ~~!
この人は スーツ着て車運転してもかっこいいし、
何しても絵になるわぁ~ドキドキ




現存する「石田堤」・・・
一度 夫と見に行きたいなぁ~なんて 言ってます。