今日も一仕事終えて(コロナでもありがたいことに仕事あります)、
お天気も悪いし、またまた来ましたよ。笑
歌うたいのAyumiです。
前回の役所のおばちゃん。
そう言えば、こんなやり取りもしました。
おばちゃん:「コピーするから、あなたの滞在許可証持って来て。」
私:「今まで持ってたのは失効して、今回は観光ヴィザで入国してるから無いよ。」
お:「ほんならその観光ヴィザ持って来て。」
(※観光ヴィザとは、2020年現在、ヨーロッパの大体の国は日本から旅行であれば、
ヴィザ無しで最長3ヶ月滞在できるもので、特別な証明書などない。)
私:「観光ヴィザだから証明する書類はないよ。」
お:相当びっくりした声で「えええええ!じゃどうやって入国したのよ!?」
海外旅行したことないのかな?
すったもんだの役所事件ののち、
どなたも私たちの結婚に異議を唱える人もおらず、
2018年5月21日、私たち二人と証人二人と共に、市役所の市長室に出向き、
市長さんの前で宣誓、誓約書にサインし、無事結婚することができました。
市長室の前で、カラビニエーリ(国家憲兵、軍警察)の二人が待っていて、
口頭で簡単な本人確認があったのですが、
私と夫は12歳離れていて、証人として来ていた息子は当時24歳で、
カラビニエーリのお二人、どちらに話しかけるべきか迷ってて笑えました。
夫がすかさず、「花婿の父親だと思ったんでしょう?あっはっは!」と。
結婚が成立すると、市長さんのありがたいお言葉が書かれた
“結婚生活を円満にするアドバイス”と、
婚姻証明書(国内用、国外用)を頂けます。
これらは、この後の諸手続きにすぐに必要になります。
ちなみに、私たちは、いわゆる“挙式”というものをしていません。
結婚の誓約をしたあと、地元の素敵な老舗レストランで4人でランチのみ。
一般的に、教会でやるイメージがあると思いますが、
あれはあくまでキリスト教としてのもので、法的には必要ありません。
そして、キリスト教では離婚を認めていないので、
夫は二回目の結婚式を教会でやるのはNG。
だからという訳ではないけど、とにかく、3ヶ月以内に全てをさっさと
済ませる必要があったのと、やる必要性を感じなかったから。
それに何よりも、夫の元妻やその周りが嗅ぎ付ける前に済ませたかったのですが、
その話は、また別の機会にということで…。
この時点で、私はイタリアの法の下、入籍しましたが、
まだまだすることはいっぱい。
正直、この時点では、この後の方が大変だとは知る由もなく。。。