お久しぶりです。
最近、バスと電車を乗り継いで、
ミラノに通っているのですが、
都会に出るのも善し悪しだなとつくづく。
別にド田舎に住んでる訳では
ないんですけどね。
ミラノは、いろんな人がいて、
単調ではなく、
それぞれのペースがあって
活気に溢れてるのは良いのですか、
その分、いろーんなウィルス君も
ウヨウヨとしていまして。

見事に大当たり。
何か知らんウィルスを
もらって来たようで、
一昨日の夜中、突然、
浅い呼吸しか出来なくなって、
起きたら、肺は痛い、背中はバキバキ。
そして、発熱。子供か!

ヨーロッパは、インフルエンザだろうが、
なんか伝染する病気だろうが、
自宅待機する義務はなく、
重症でない限り、
みんな平気で仕事、学校に行きます。
しかも、マスクなんてモノは存在しません。

それで思い出したのが、
空港で見かける、日本人旅行客の団体。

何も言わなくても、ほぼ全員が
マスクをしているので、
「あぁ、日本人だな」と分かります。

いい習慣なんですよ。
人さまに病気を遷さないため。
他人から病気をもらわないため。
乾燥対策。
汚染された大気を吸わないため。

でも、ヨーロッパではその習慣がなく、
万が一、マスクをしているとしたら、
それは余程の伝染病の持ち主で、
(ちなみに私はこれまで、たった
一人の人も見たことがありません。)
相当ヤバい状況のはずです。

だから、団体でマスクをしている
日本人は相当奇妙で、
みんなジロジロ見てしまうんです。
「えー!重病なのに旅行?しかも団体で?」
ってなるのです。

最近は、いろいろと世界の情報が
行き来しているお陰で、
その辺のところを
分かってきている人もいますが、
それでも、やっぱりジロジロ
みてしまうので、
ヨーロッパに旅行される際は、
ちょっと頭に入れておいて下さい。