こんにちは。草野です。
人・物・金ですが、
整骨院でいうと、
1.人とは、経営者含めた人材に他ならないでしょう。
2.物とは、治療器(干渉波や超音波エコーなど)でしょう。
3.お金とは、元手や開設後の治療代ということになるでしょう。
例えば、院を開設するとき、
開設しようと考える「人(免許を所持する経営者兼オーナー)」がいることが前提ですが、
間違いなく次に必要となるのは「金」です。
貯金で全て賄える人もいれば、金融機関から融資を受けて始める人もいるでしょう。
例えば、経営が軌道に乗ってきて、さらに売上を上げようとするとき、
一番重要になるのは「人」かもしれません。
金はあったほうが良いに決まっていますが、経営次第で目減りする可能性もあります。
目減りするどころか増やすことができるのは、人(人財)ということになります。
一般的に、求人広告を出せば、会計処理は「広告宣伝費」になります。
税務的にも問題はないと思います。
※翌期分の場合は「前払費用」などとする必要はあります。
ところで、アメリカの会計の考え方に「事業維持原価」という概念があるそうです。
将来、その企業を維持することを目標としたコストだそうです。
上記の例(求人広告を出した)で言えば、良い出会いがなかった、
など、多額の出費をしたものの効果がないこともあるでしょう。
全てダメな場合もあれば、10回のうち最後の1回で良縁に恵まれたということもあると思います。
目的ない出費は浪費でしょうが、
目的のある出費は、結果がダメだったとしても、事業維持原価として、必要なコストと考えるべきなのかもしれません。
かなり雑な表現ですが、このコストは将来の収益に貢献することが多いそうです。
つまり「資産(無形資産)」との関係を考える必要があります。
整骨院だけでなく「人」と出会うだけでも、いえ、その人と出会うことこそが一番難しく、重要であることと、なんとなく結びついているように思います。
どう魅力を創りアピールするのかが「人」と出会うために必要ですが、
その魅力を創り上げるのための支出も費用ではなく、無形資産ということになるのでしょうか(笑)。
独り言のように堂々巡りになりそうですので、本日はこれぐらいにしたいと思います。