こんにちは。草野です。

 

青色申告とは何か、ではなく、

 

「どんな人に」メリットがあるのか、について一言で書くと、

 

税金(所得税)を納税している人にメリットがある

 

ということになります。

 

 

 

1.納税している人? ⇒ 誰でも納税しているでしょ!

 

そうとも限りません。悪いことをして納税していない、これは論外です。

 

そうではなくて「納税が必要となる所得に達していない方」は、納税する必要がありません。

 

扶養の範囲内で働いている場合などが代表例です。

 

 

 

2.納税している人 ⇒ どんなメリットがあるの!

 

例えば、毎月、報酬(確定申告が必要な人)をもらっている人がいたとします。

 

給与でなくとも「毎月、源泉徴収」という形で、所得税を控除して支払いが行われます。

 

このような人であれば、「青色申告」するメリットがあるでしょう。

 

 

 

3.なぜ?

 

正確な表現ではありません(・・ご了承下さい)が、

 

青色申告のメリット(特典)を、一言でいうと「経費(青色申告特別控除など)」を多く計上させてもらえる点です。

 

その分、税金計算の基礎である所得(利益みたいなもの)が減るので、税金も小さくなる仕組みです。

 

その結果、白色申告より納税額を抑えることができる、又は、毎月の源泉徴収(されている場合)分が多く還付される可能性が高くなるのです。

 

 

 

4.みんな青色申告すれば得するんじゃないの!

 

そうなんです。

 

しかし、そもそも青色申告は、〇〇をしてくれたから、その恩返しとして、特典を与えるということなので、

 

口頭の宣言だけで特典はもらえません。

 

 

〇〇というのは、「正確な会計帳簿を付ける」、などを指します。

 

 

「会計帳簿を付けるとなると資料準備や、毎日の記帳の手間が増えるので・・」

 

 

という方は、特典よりも手間の部分を考えて、あえて白色申告にするかもしれません。

 

 

国とすれば、会計帳簿などきちんと準備して申告してくれる人を増やしたいと考えた制度(青色申告)といえます。