カズ:CANPANのギター&ボーカルとして | CANPAN(カンパン)@AKITAのブログ

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秋田でバンド活動しているCANPAN(カンパン)のブログです。
コメントくだされば喜びます!^ω^

長々しく書かせていただきます。生い立ち?から現在までを書きました。

まず初めに自分の過去についてちょっと書かせていただきますw

小学校時代ずっと陰キャラな子で、クラスでもみんなからハブられてたりとか
虐められてたりとかしてて、クラスで一人ぼっちで誰とも遊ばず
ずっと教室で絵を描いてるような子でした

中学校に入学すると同時に陰キャラを卒業しようと思い、とにかく騒ぐようになりました。
と同時に当時音楽ブームが来てたので、流行にノって歌を歌ったり、楽器を弾きはじめるようになりました。


そんなこんなで中学2年の冬、学校の学年集会で自分の人生が大きく変わりました。

クラスから選ばれた人一人(5クラスあったので計5人)がみんなの前に出て
森山直太朗のさくら独唱を歌うという企画がありました。
自分のクラスからは誰も立候補せず、誰が歌うのかというのが集会の直前まで決まらず
結局当時背がクラスで一番小さくて(今もですが)一番前に座っていた自分が選ばれました。


んでクラスから選ばれた自分を含めた5人が、さくら独唱を歌い始めました。
その時自分は陰キャラ卒業に必死だったので「ここで熱唱して注目を集めよう」という意気込みで
熱唱しました。

二番に差し掛かり、ふと横を見ると一緒に歌っている人たちが無言で俺の方を向いていました。
「え?歌わんの?」という疑問と「やりすぎちゃったか・・・」という罪悪感を感じながら
さくら独唱を歌い終わりました。

その瞬間体育館中に歓声が響き渡りました。

「しょーもない自分の歌でみんなが喜んでくれる!!ならもっと練習してもっと上手くなろう!」
今でもあの時の感動が忘れられず、それによって歌う楽しさを実感し、
歌を真剣に練習し始めようという気持ちにさせてくれました。


それから1年間、高校受験を控えながらもボイストレーニングをし始め
高校入学と同時に入部した生徒会でバンド(Blast away)を作りました。
当時自分はテルミンという楽器(検索してね!)をやっており、バンドのベースだった子(テンプラのHONDA)に

「俺バンドでテルミン&ボーカルやるわ!!」と言ったら
「やめろ、ギターやれ。」とキッパリ言われました。

バンドというものに憧れていたので、仕方ないから泣きながらギターを買いました。
これがギターとの出会いだったりします。


んで結局そのバンドはライブをせずに解散し、いつの間にか高1が終わろうとしていました。
そんな時、Blast away時代のベースの子が「新しくバンドを作ろうぜ!!」と言いだし、

ボーカルが、ギターがMONOSICKSのジョニー、ベースがHONDA
ドラムがのちにCANPANでお世話になったヒデでした。

結局そのバンドもライブをせず、集まって練習もせず解散しました。


なんやかんやで色々トラブルがあって、その時にはすでに俺はバンド恐怖症みたいなものになっていました\(^p^)/

でもやっぱ中学校からの「音楽をやりたい!!」って気持ちが捨てきれず

ドラムのヒデと「一緒にバンドを組もうぜ!!!!」という話になりました。

そんなこんなで出来上がったバンドがCANPANです。

しかし当時バンド名なんてありませんでした。

ギター&ボーカル、ドラムは揃った。しかしリードギターとベースがいなかった。

んでもって色々学校で音楽をやっている人を探していると、A組の青山くんという子がギターをやっているという情報が耳に入ってきた。
当時メンバー探しに必死だった自分は半ば強引に
その誰かよー分からない青山くんを自分たちのバンドに加えた。

んで同じA組にベースをやっているコバくんという子がいるということで
その子も強引にバンドに入ってもらって、やっとメンバーがそろったんです。
そのやっとメンバーがそろったのが2011年の4月の中ごろでした。
この日がCANPANの結成日となっております。


んでとりあえずメンバー全員で目標を定めた
\7月9日の学校祭のライブに出場しよう!!/
っちゅーことで、3ヵ月しか期間が無かったですが、とにかく出場しなきゃ始まらんということで
練習をし始めました。
しかしここで問題が。やる曲が無い。

色々悩んでたら、ドラムのヒデが
「アジカンのループ&ループって曲聴いてみ!!」と言うではないか
その時は(まあ簡単だしノリやすそうな曲だしやってみるか)という気持ちで
とにかくそのループ&ループという曲と一緒に君の街までという曲をセットリストとして抱え
学校祭に出ようということになりました。


CANPANが初めて集まって演奏した録音データが残ってるんです。
↓の動画なのですが

 

0:00~3:58がCANPANで初めて集まった時のデータです。
このときはループ&ループの原曲をアンプから流して俺が歌って、ヒデがドラムを叩いてましたw
3:58~7:42はCANPANで初めて合わせたデータです。学校祭3週間前だったかな・・・ 



そして学校祭ライブ直前、有志発表のパンフレットにバンド名を掲載することになっていたのですが、まだバンド名が決まっていなかった。
のでバンド名をどうするかメンバーで話し合うことになった。

ヒデ「バンド名どうしようかボリボリ(近くにあったカンパンを食べながら)」
他のメンバー「うーんボリボリ」
アオヤマ「かっこよすぎる名前だと名前負けしちゃうよねボリボリ」
俺「逆にダサい名前を・・・うーん・・・ボリボリ」
メンバー「「「「カンパンでいいんじゃね?」」」」
こんな感じに決まりました。


そして学校祭ライブ。この学校祭でのライブがCANPANでの初めてのライブとなりました。
初めてのライブだったのですがお客さんの温かさ、またメンバー間の穏やかな仲の良い雰囲気に包まれて
ええ感じに終えることが出来ました。


それから1年間、このCANPANブログにいくつか演奏動画が載っているのですが少しずつ曲が増えていき、また上達していきました。
またカンパンというバンド名がなんかカンパン売ってる会社から何故か訴えられそうな気がして
カンパン→CANPANに変更しました。

昨年の学校祭から1年間でメンバーが変わってしまったり
僕の方は発声障害で苦しんだりという苦悩とかがありましたが
確実にメンバー間の絆が深まり、CANPANが1つのバンドとして個性が出てきました。

2011年11月のこまち★ROCKS
2012年2月12日の秋田駅前島村楽器閉店ライブ
4月15日のこまち★ROCKS
5月5日のアルヴェでの春拡ライブ
6月3日の青春白書


の計6つのライブ経て
CANPANとして7度目のライブ・・・ラストライブを
7月7日の学校祭ですることになりました。

初ライブをしたところでラストライブをすることになるとは最初は思っておりませんでしたw
そして今回はCANPANがトリでした。
昨年はセットリストが2曲だったのに対し、今回のラストライブでは4曲を選び臨みました。
それでは今回のライブの詳細について書いていきます。



セットリストは
・リライト
・曇天
・バクチ・ダンサー
・ループ&ループ

でした。

そして曇天とバクチ・ダンサーの間でカンパンをお客さんに投げたりしましたw

春の拡大ライブと青春白書でCANPANは大分知名度が上がった(気がした)のですが
学校では「え?カンパン?ふざけてんの?」という感じでした^p^

トリなので「盛り上げれるかな・・・」というプレッシャーの中、ライブがスタートしました。

ライブ中は特に大きなミスとかはありませんでした。とにかくやってる最中とても楽しかったんです!
ラストライブだから泣きそうになるとかは一切なく、とにかくこの瞬間を楽しもうという気持ちで臨みました。
ライブが始まり、リライトを演奏しているときは、体育館のステージ付近に人が集まっておりました。
そしてリライトが終わった瞬間、体育館に歓声が響き渡りました。とにかく嬉しかったです。
会場のお客さんがみんな盛り上げてくれました。

曇天が終わり、バクチ・ダンサーが終わった瞬間
今まで聴いたことが無いような大きな歓声が響き渡りました。
ふと視線を遠くに向けるといつの間にか
体育館の半分が観客の皆さんで埋め尽くされてました。
とにかく嬉しくて、楽しくて、いつの間にか泣きそうになってました。決してラストライブだからというわけでは無いんです。


そしてとうとう最後の曲になりました。
最後の曲はCANPAN結成後初めて挑戦した曲であるループ&ループでした。

今まで6回のライブをやってきましたが、どーもこの曲がセットリストの中に無いとシまらないんですw
今まで1年間CANPANとして楽しい時間をメンバーと共有出来た。
走馬灯のように1年間の記憶を思い返しつつ、ループ&ループを歌い終えました。

「これでCANPANのラストライブを終わります。ありがとうございました!!!」

その瞬間体育館が拍手と歓声でいっぱいになりました。

観客の皆さんからの歓声を聞きながら楽器の片づけをするのは辛かったです。

「よし、これで終わりだ」アンプのボリュームを下げようとしたその時


会場から小さなアンコールの声が聞こえ、次第に大きくなっていきました。

CANPANとしては想定外のことでした。アンコール用の曲を用意してなかったのです。

俺「えええどうする・・・?時間無いんだけど・・・」
ヒデ「いい!!いい!!やっちゃおう!!」
アオヤマ「N.G.Sやろう!!」
俺&マキオ「分かった!!」

っちゅーことで、最後に、本当に最後にN.G.Sを演奏しました。
夢のような時間でした。4曲で終わるはずが5曲目を演奏しているということがとにかく嬉しかったです。
演奏を終え
「これで本当にCANPANのラストライブを終わります!!
ありがとうございました!!」

と叫びました。瞬間体育館にさらに大きな歓声が響きわたりました。

CANPANのラストライブが終了したと同時にCANPANは解散しました。
心残りはほとんどありませんでした。ラストライブとしてとにかく満足できるものでした。




CANPANとして活動した期間は1年3ヵ月と短いものでしたが
この1年3ヵ月はとにかく濃密なものでした。このCANPANとしての活動は自分に勇気と自信を養ってくれるものでした。
これからメンバーはそれぞれ進路に向かって歩き出します。メンバーの進路が決まったらまた再結成したかったりもするんだよねw
まあその時はその時でまたお世話になるかもです!!


CANPAN結成のキッカケを作ってくれた
またドラムとして安定したリズムを刻み続けてくれたヒデ

「CANPANに入ってくれ!!」という呼びかけに嫌な顔せず従ってくれた
また正確な演奏で安定感を持たせてくれたアオヤマ

ベースがいなくて困っていた時にCANPANに入ってくれた
またCANPANの音に深みを増してくれたマキオ

アオヤマと同じくCANPANに入ってくれという呼びかけに素直に答えてくれた
また初代ベースとしてCANPANを支えてくれたコバ


いつも温かくライブを盛り上げてくれたライブに来てくれた皆さん!!

いままでありがとうございました!!
この1年3ヵ月を絶対に忘れません。
そしてまたCANPANとして皆さんと会える日を楽しみにしています。


カズでした!!それでは!