むかし、
よく夜遅く飲み会帰りの夫を
駅まで迎えに行ってました。
きっと「優しい妻」って
思われてたと思います。
……私も自分でそう思ってました。
あとは
朝型でもないのに無理に早起きして
ストレッチしたり。
「丁寧な暮らし」っぽいことも
がんばってた。
PTA役員とかも
余裕ないのに引き受けようとしてたし。
ちゃんとしてる人。
素敵な人。
優しい奥さん。
そんなふうに見られることが
大事だって思ってました。

でも——
感謝されないとイライラするし
家族に優しくできないし
最後には自己嫌悪。
……めんどくさいオンナ爆誕です!
今ならわかるんです。
「本当にやりたいこと」じゃなくて
「正解っぽいこと」
「素敵そうに見えること」
を選んでただけでした。
しかも厄介なのが
承認欲求強そうには見えなかったこと(笑)
「認めてほしい」とか言わないタイプ。
むしろ
「そんなの求めてませんけど?」の顔してた。
でも本当は
「ちゃんとしてる私」で
安心したかっただけでした。

だから——
頼まれてないのに引き受けて
一人で抱え込んで
疲れてても無理する。
なのに張り付いた笑顔作ってる。
そうやって本音を飲み込み続けると
余裕がなくなって
イライラして
人に優しくなれなくて
自分は何をしたいのかわからなくなる。
これ、私はオニハバ予備軍って呼んでます。
そこから抜け出すのに
大袈裟なことをする必要はありません。

私が最初にやったのは——
夜遅くなった夫を無理して
駅まで迎えに行くのをやめたことでした。
だって、疲れてたり眠かったり
普通にめんどくさいときもある(笑)
だから初めて
「自力で帰ってきて〜」と言ったときは
罪悪感がありました。
でも——
夫、普通に帰ってきました。
そこから少しずつ
「私はどうしたい?」を
後回しにしなくなったんです。
むかしだって
旅行とか遊びに出掛けてたし
ライブや勉強会にも行ってた。
でも不思議なことに
今の方がずーっと楽しいんです。

理由はシンプル。
「素敵に見えるか?」じゃなくて
「私が好きか?やりたいか?」
で選んでるから。
趣味のダンスもそう。
あとこれは昔からだけど
最寄駅まで夫が
送ってくれることがあります。
以前はそこまでありがたみを
感じてなかったのに
今はしみじみありがたいって思える。
そして、夫の帰りが遅くなっても
元気のあるときは快く迎えに行ってる。
変わったのは出来事ではなく
私の物事の受け取り方でした。
手放したのは
「よく思われたい」を基準に動く癖。
残ったのは
「自分がどう感じているか」で選ぶ感覚。

その結果
同じ日常なのに景色が変わって
心も体も軽くなりました。
我慢しないで本当にやりたいことに
まっすぐ向かえるようになりました。
私はこういう状態で生きている女性を
炸裂レディと呼んでます。
満たされなさを
素敵そうなもので粉飾して
キラキラ魅せることではありません。
疲れたら寝るし嫌なら断るし
自分の状態を見てみぬふりをしない。
だから人との関係も
差し伸べられた手を受け取れるし
心からの手を差し出すこともできる。
仕事や趣味に対しても
自分の意思でしなやかに取り組める。
常に「私はどうしたい?」を
置き去りにしない。
他人の正解じゃなくて
自分の本音で選ぶ。
だから無理してないのに
ちゃんと魅力がにじみ出る。

もし今、
「私ちょっとオニハバ予備軍かも⁉︎」
って思ったなら——
まだ間に合います。
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