モチベーションとテンション | FCカーニョスタッフのブログ

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埼玉県越谷市にあるフットボールクラブ
Futbol Club Cano(FCカーニョ)のスタッフブログ

ある記事を読んで……


「モチベーション」と「テンション」の違い


違うのを知っていますか?


多くの選手が「モチベーション」を「テンション」と勘違いしているのです。


そもそも、テンションとは


英語では「(精神的・感情的な)緊張や不安」の意味です。


私たちが普段使っている「テンションが上がってきた」というような
「やる気」という意味での「テンション」は和製英語です。


本来、テンションとは


「気分(感情)の波」です。


テンションを上げる方法はいくつもありますが、

一番カンタンなのは

大きい声を出すこと。


「声だしていこうぜー!集中していこうぜー!」

「絶対勝つぞー!おー!」

みたいに円陣組んで大きな声を出す。


しかし、本来のテンションである「気分(感情)の波」だからこそ落ちることがあります。


苦しいとき、負けそうなとき、押されているとき

テンションでやっているチームはこのような窮地な立場になったら折れてしまいます。



一方、モチベーションとは

「動機(やる理由、意義、意味)の腑に落ちる度合い」のことです。


「何で、サッカーを始めたのか」

「そもそも、何のためにやっているのか?誰のためになることなのか?」

「この練習をすることで、どんな効果があるのか?」

「自分がこのプレーを選択している理由は何か?」

「苦しい練習をやる中で、自分はどうして続けているのか?」

「今の練習が自分の人生にとってどんな意味があるのか」

「この積み重ねを通じて、自分はどのようになりたいのか?」


などの答えが

その時の自分なりに持っていることです。


しかも、単に頭で理解しているのではなく


腹にどれだけ落ちているか
骨身に浸み渡っているか


その度合いこそがモチベーションであり
行動の源泉(エネルギー)となるのです。


モチベーションは上がっても
下がることはほとんどありません。


だからこそ、苦しい場面でも踏ん張れる。




モチベーション高くもって日頃の練習を行っていますか?


FCカーニョスタッフ 稲本 大樹