前回 のお財布の話です。
これはまだ私たちが付き合って半年くらいのラブラブなときのお話です。
ある日、ユウが超沈んだ顔で帰ってきました。
「財布なくした・・・」
スられたんだか、落としたんだか、わかりません。
警察にもいちおう届けてはいますが、たぶん帰ってこないでしょう。
ヴィトンのダミエの二つ折りでした。
とにかく、ご飯食べてる時も、お風呂はいってるときも、
しょぼーん(´; ω ;`) としてます。
金額はたいしたことないんですけど、やっぱ、財布落とすとへこみますよね。
てか、それよりも、明日から生活していくお金がありません。
なんせキャッシュカードもないんですから、お金が引き出せないんですもん。
しかも、通帳は実家にあるらしく、キャッシュカードがないとほんとお金がないんですよ。
スイカもないので会社にすらいけません。
そこで、私はスイカとパスモ二つもっていたので、
金額が多くはいっているスイカの方を
「とりあえず、これで明日会社にはいけるでしょ?スーツもカバンも社員証もあるし」
と、渡しました。
「ありがとぉ~~(´_`。) ほんまごめんなぁ・・・」
と、お礼をいっててもとりあえず、へこんでます。
さて、翌日、一緒に出勤をして、
「ほら、元気出して?そんな顔でお客さんとこいったらだめだよ?なんとかなるから!!o(^-^)o」
そういってはげまし、入り口前で別れました。
(付き合っていることを当時はまだ内緒にしていたので、直前で別れて、時間差で出社していた)
しかし、そう彼をはげましたものの、スイカしかないんじゃお昼も買えません。
そう、たぶん彼は何も買えないです。
そこで、私は彼が営業に出てしまう前に、お金を渡しに行くことにしました。
渡すといっても「貸す」という方が正確ですが。
しかし、現金をそのままハイ、と渡しても、お会計の時に封筒からお金だしてたらいやだろうな、と思い、私は
ドンキへダッシュしました。
もちろん。財布をゲットするためです。
彼とは入社当時の1年間は同じ部署でしたが、2年目からは私が別部署になっていました。
簡単にいえば、彼は営業、私は内勤でした。
だから、私には比較的時間には余裕があったし、彼とはフロアも違ったし、買いに行くことができたんです。
とりあえず、その場しのぎの財布でよかったのですが、
さすがにベリベリ財布じゃかわいそうなので、合皮の茶色い二つ折りの財布を買いました。
なんか、縫製とかも甘くて、よくわからん VALENTINO みたいな型押しがしてある980円のお財布です(笑)
でも。とりあえず、早く!それしか考えてません。
その足でATMで2万円をおろし、買ったばかりのドンキの財布のタグを引きちぎり、中に入れました。
そして、ダッシュで会社へ戻りながら、彼の携帯に電話をかけ、
「もしもし?まだ会社?」ハァハァ( ´□`)=3
「せやけど?」
「よかった、今から4階の喫煙所らへん来て」ハァハァ( ´□`)=3
「?」
「いいからっ!」 ぶちっ
そして、私たちは4階で無事落ちあい、
「っはい、コレ!!」
「? どしたん!??」
「今、ドンキでかってきた!ごめん、こんなのしかなくて・・!いちおうお金も入れてあるから、使って?とりあえずこれで2週間くらいならなんとかなるでしょ?キャッシュカード作ってお金おろせるようになったら返してくれれんばいいから」
「まじ!?さつき・・・おまえ、わざわざ財布まで買いに行ってくれて、、お金まで・・・
ほんまありがとう!俺、なんてお礼言っていいかわかれへんわ・・」
「じゃっ!がんばれよっ!!」
そういって私は自分のフロアへ帰って行きました。
それからね、彼、新しい財布買わずに、(昨日の話からすると)
1年もそのわけわからん合皮のだっさい980円の財布をずーーっと使っててくれたんです。
彼は昔こう言ってくれました。
「これはサツキの愛がつまってる財布やからな、これ見るたびにサツキの愛がわかるし、他の財布に変えたくないねん☆」
「なんなら、おれ、堂々とこの財布人前に出せるで?むしろ自慢したいくらいや!」
そう言ってくれたんです。
ほんとに、すごく、すごくすごくうれしかった。
なのに、、、
そう言ってくれたのに、、、、、、、、、
財布変えちゃってた・・・・°・(ノД`)・°・
いやね、そりゃあんな財布いつまでも使うわけにもいかないし、
何しろ別れた女からもらったものだしてね、
いつかはそんな日がくるだろうとは思っていたけど、、、
実際ショックだったよね。
ってゆーお話でした☆
もしや、、期待はずれなお話でしたらごめんなさいm(_ _ )m
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